自律神経失調症　鍼灸　名あって形無し　独特な考え、診方。

自律神経失調症　鍼灸　形にはないけれど

自律神経失調症　鍼灸　何が悪いのか分からない

自律神経失調症　鍼灸を受けに来られる方の特徴として

当治療室における話ですが大きく２つに分かれる気がします。

それは、多くの方がまずは病院に行き、検査などをして

その結果、薬を服用したり場合によっては手術など

身体に対して形としての異常の有無を検査するのが病院ですが

その結果としての形に対して何かを行う

と言うのが一つの考えで

 

もうひとつは、そうではなく

症状の改善がなかなか見られない場合に

薬を強いものにしたり、増やしたりと言うことに対して

ご自身の考えと照らし合わせてすぐにそれに従うと言うことではなく

いったん立ち止まると言いますか、

他の方法はないのか、と考えるような場合

 

当治療室の場合は後者の方が多いです。

 

自律神経失調症　鍼灸　形はなくても

身体を物理的なものとして捉えることは万人に対しての理解のしやすさ

明確な基準などがありそれを指標としていくことにおいては

まず第一に選択することとなるでしょう（病院にかかる）。

 

ただ個人差、身体の持つ強さ弱さと言ったもの

質の部分ですがそれも生まれ持ったものがある中で

1人の方の身体も年齢とともに環境とともに変化をすることもあり

この変化が何なのかは明確な基準を持ってしてもなかなか

説明の難しい所かと思います。

 

ただ、東洋医学、鍼灸の考えではそうした変化、

ひとりひとり、と言った見方が当然、自然なものであるため

白黒どちらか、と言うことではなくグレーであることが自然であり

 

心身と言う不可分の私たちの存在そのものに対しても

ここが調子が悪い、と身体の部位、場所の不調を認識、感じることは

できても、その調整、良くしていくと言うことに関しましては

 

つらさを認識できるところだけ考えてもうまく行かず

むしろつらさの感じるところとは全く反対の要素としての

物理的でない要素、メンタル、睡眠の状態などが

実際に身体に反応としてその良しあしが現れます。

 

素直にそう言ったところも認めながら形あるもの

カタチのないものも含めて調整をしていくことで

意外とうまく行くことがあります。

 

そこに本来の自然治癒力と言うものが働くのではないでしょうか。