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不眠 鍼灸を受けにいらっしゃる方へ 大和田みぬま治療室 

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不眠 鍼灸治療 昼夜 活動と休息

不眠 鍼灸 不眠と言ってもいろいろ

眠りが浅い、寝つけても夜中目が覚めてその後なかなか眠れない、と言った状態がどのくらい続いているか、そして薬、睡眠導入剤を服用している方も多いですが、薬の服用の有無についても鍼灸を行う前にお聞きしています。

食べることでエネルギーを補給するように睡眠も私たちにとってとても大切なもの、エネルギーの補充です。

よく眠れていない、という方の表情はやはり、どこか元気がないものです。そこを何とかしていきたい。鍼灸治療ではどのようにアプローチができるかお伝えしていきたいと思います。「木々に覆われた白駒の池に映る空(八千代高原)」の写真

不眠 昔の鍼灸の古典にも記されています。

難経 なんぎょう と読みます。

*全部で 八十一難(編)あります。 その中の四十六難(編)に記されている内容になります。

若い人は 気の流れが円滑で昼間は働き(エネルギーを使い)、そして夜はその使ったエネルギーを補充しようとして自然と睡眠を取ることができます。

気の流れとは「朝起きて昼間働き夜は休む」と言った本来の自然な心身の働きそのものが「出来ている」時には自覚しないものです。気とは元気で問題がない時には自覚しないと考えてもいいです。

一方でお歳を召した方の場合は若い人に比べてどうしても昼間に活動する量が、若い時ほど多くない。エネルギーの消費も、若い時に比べて少ない訳です。

すると夜になって、床についてもなかなか寝付けない。

エネルギーを取り込もうとする休息しようとする身体のリズムも含めて若い人に比べてその幅(活動量に見合った休息を必要とする)は小さくなる、と言う意味の事が記されています。

「根道神社の鳥居が映り込んだモネの池(岐阜県関市板取白谷)」の写真

不眠 鍼灸で調整する方法

年齢に関わらず眠りが十分に取れないことは身体、精神ともに苦しいものです。

高齢の方にとって若い方のように昼間よく動くように、と言うことはそれもまた無理なことでもあります。もちろんそのペースの中で動く、活動することが苦痛のない範囲である分には問題ないですが。

大切なのは年齢に関わらず、その方に見合った活動量と休息のバランスが取れていることで一人一人異なる気の状態(活動と休息のリズム、生活リズムに直結する)をしっかりと調節できるようにしていくことです。

鍼灸で調整する際に脈(みゃく)や呼吸のリズム、皮ふの元気さ等を頼りにして診ます。これらが整うように診ていきます。

上手く調整がなされると脈が整い呼吸が深くなってきますが同時に首や肩の緊張(コリ)、ふくらはぎの硬さなども取れて体感的にも楽に感じることが出来るようになります。

このような調整方法は年齢に関係なくでき心身両面において楽になっていきます。

体感的に楽な感覚と言うのは心地よいものですから、その感覚を維持できることが大切になってきます。施術の計画も相談しながらいい方向にいけるようにしていきます。

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