鍼灸専門 3,300円
痛くない鍼 ひとりひとりに合わせた治療
お腹の痛み 辛さが軽減した症例 実際の鍼灸治療について
お腹の痛み 辛さが軽減した症例
お腹の痛み 辛さの他に 40代男性
便が硬い
肩こりや腰痛などもあり 精神的にもストレスが多い
食べた後 お腹が張り 背中も張ってくる
そして 胃のあたりが痛くなる
みぞおちのあたりが痛くなることもある
足の冷え
など 全体的に整えて調子を良くしていかないと
お腹の痛みもそうですが 心身ともによくありません
精神的ストレスは 体調面が楽になることで
気持ちの負担を減らしていきたい ということを
考慮して 鍼灸治療を行いました
お腹の痛みの軽減のための鍼灸 ツボ
背中 これは首から腰までの間に 反応
反応とは 硬さ また やわらかさ
ちょっと診方を変えてみると
背中の皮膚を軽く触れてみて
あ ここは少し盛り上がった感じがするな
反対に ここはちょっとへっこんでいるような
力(ちから)がない感じ 力がある感じ
などというように 左右さ また 背中の上の方 下の方
と その 差を診ていきます
すると 必ず 左右差や 上下の差が
あります
その中で一番 弱っているな チカラがないな
と感じるところが 治療 鍼を行うところです
鍼をするリズム
ただ 鍼を刺すのではなく
大事なのが 弱っているのですから
やみくもに鍼をしていいという訳ではありません
ちゃんと 呼吸のリズムや 弱っているなという皮膚の
反応を診ながら これは経験ですが
その 背中 皮膚が弱い感じに合わせて
ソフトに 鍼を行う というやり方をします
これは ソフトに鍼をすることで
気の流れ エネルギー としましょうか
または 内臓 お腹に血流を促進させる
と言ってもいいでしょう
という感じになるように 背中に現れている
皮膚上の反応
これが ツボ になるのですが
に 鍼をソフトに行います
ほかにも バランスを取るために
特に メンタル気持ちの面でも安定させたいので
特に 胸 (気持ち)の裏側である背中の上の方
肩甲骨の間や 首筋など
そして 背中の下 腰
これは 腰痛のケアでもありますが
お通じ をよくするという目的でもあります
腕 脚にも 背中のツボ 反応のあった箇所
と組み合わせて 効果を出す ツボがありますが
この 腕 脚も ただこの場所
と言う感じで ツボを取るのではなく
腕の 肘から手首の間
足 脚も 足首周りや スネの筋肉の上
などの範囲で 一番 皮膚の反応が
弱っていたり 周りより 皮膚の感じがへこんでいる
という場所を ツボ として取ります
お腹の痛み が楽になった背景
これは お腹の痛みが楽になったと
1回目の治療から 数日して来院された際に
お話されていたのですが
治療中に お腹がグルッ と鳴る
ふだん お腹が鳴ることはないそうです
実際に お腹の調子が悪い ということのない患者さんでも
治療中に お腹が鳴るということはよくあります
また 治療中眠くなるということもよくあります
背中の張りが楽になる
背中の血流 が良くなる とも言えますが
背中がスーッと楽になるということは
背中には 内臓 お腹の調子に関するツボ
内臓全般のバランスを取るツボもあります
背中が楽に感じる という変化が出た場合
先に述べた 皮膚上の周囲より反応が「弱い」ところ
に チカラがついてきたな という感じになることが多いです
また 目がすっきりする 足が温まる
という変化も よい反応です
こうした反応が出ることが
心身の緊張を解く
自律神経(内臓の働きを中心とした)
の働きを正常化させ
お腹の痛みの軽減につながると考えます
お腹に効果が届くために 背中や首肩 目などを
楽にしていく と言う感じです
よい反応が出た一方で
1回目の鍼灸治療後 少し だるさも出たようです
これは いままで ずっと調子が悪く
全身の血流が滞っていた感じだったのが
動き出したため 血管が開いて流れが
大きくなったということです
温泉などに長い時間入っていると
湯あたり になるような感じでしょうか
ですが このだるさが 鍼灸治療の翌日に出て
その 翌日 治療2日後にはとても楽になったようです
背中の張り 肩のコリ が楽になったのと
お腹の痛みが楽になった 気にならなくなったとのこと
2週間に1回のペースで 治療をさせていただいていますが
鍼灸治療直後は 便が軟らかくなるとのこと
一度 1か月 治療間隔が空いたこともありますが
その際には 少し調子が落ちて 背中の張り
食後 お腹の痛みを感じていたようです
ただ 気持ちの面でのストレスを日常生活の中で
感じる部分が多いとのこともあり
こちらから 必ずこのペースで という感じではなく
ご本人のペースを大事にして無理なく
現在 様子を見ながら 通院していただいております