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過敏性腸症候群 鍼灸 原因 ツボ まず脈が元気になるように調整します

お腹の調子が良くない時には脈にも元気がない感じになります。脈の元気さが出るように調整をしていくことで素直に心身のリズムが反応してくれるようになってきます。

目次

過敏性腸症候群 原因 ツボ 鍼灸 脈をまず診ます

過敏性腸症候群、鍼灸を行う際にお腹の調子が良くない悩みの原因が精神的なストレスにある場合も多いですが、お話を伺っただけでは分からない所もありますので、身体の発する素直なサインとしての脈(みゃく)を頼りに診ていきます。

◎ 元々、お腹の調子自体の悩みが先にあるのか、メンタル面の悩みが原因でお腹の調子に出ているのか?

◎ 精神状態、メンタル面の状態はどうなのか?

と言う2つのことをまず把握したいのですが、はじめてお会いしてすぐの問診の段階ですべてをお話されるとは限らない、と言うことを前提に考えます。

なかなか、最初からすべてを話すことが出来ない場合が鍼灸を受けられる方にとってあると思います。また、患者さんにとっても鍼灸師に求めることの大きな要素として「分かってほしい」と言うものがあります。

言葉では伝えられない要素を脈を診ることで実は心身の状態を読み取ることにつなげていくことが出来ます。鍼灸の大きな特徴です。「ボクの毛長すぎてお手入れが大変にゃって感じのオス猫(スコティッシュフォールド)」の写真

過敏性腸症候群 鍼灸 脈をどのように診るか

脈の状態は速い(はやい)か遅いかはもちろん診ますが他に、脈に力があるか。脈に触れた時に滑らかさがあるか(なめらかさ、元気さがあるか)脈が浮いているか沈んでいるかと言ったことを診ます。

もちろん、力があって触れた際には滑らかな感じで落ち着きがある脈がいいのですが、お腹の調子を崩しているときには力がないような、滑らかさがなく滞ったような感じで、さらにメンタル面の調子として、不安や我慢が続いているときには脈に落ち着きがない、ざわざわした感じ?ともとれる脈に感じることもあります。

こうした、元気さがなく、落ち着きがないような感じの脈を元気で、力が宿った脈の状態にしていけると実際のお腹の調子がよくなって、気持ちも安心してきます。「ソファーで寝てるメス猫(スコティッシュフォールド)」の写真

過敏性腸症候群 鍼灸 脈以外に

脈と照らし合わせながら皮ふの感じや呼吸のリズムを同時に診ていきます。

実際の施術の際には仰向けで脈を診て、うつ伏せで背中の皮膚の感じを診て双方を照らし合わせる、と言うやり方をします。

皮ふの感じも特に背中の皮ふの状態は精神的な我慢が続いているときには色つやや触った感じがカサカサしていたり脈の滑らかさ、ではないですが皮ふに滑らかさがない状態でいることが多いです。

脈の状態が良くなってくると、皮膚の状態もよくなってくるのですがその辺りの話がなかなか一般的には信じられないところかもしれません。

脈が元気なないのに皮膚の状態はいい、と言うことは実際にはないのですが、このことは心と身体が一つであるということを現しているということです。

お腹の調子を整えるのに、また精神安定効果も含めて脈の状態と言うものを頼りに鍼灸を行うことで素直に心身の状態に耳を傾け、調整をしていくと言う考え方になります。

自律神経の調整についてはこちらをご覧ください

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