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鍼灸 経絡(けいらく) 生きたツボを 深さ浅さ 速さ遅さ

私たちの心と身体は物理的に認識できる(目で見ることのできる)範囲のもの

だけではなく、見ることは出来なくても感じる、と言うものは確かにあります。

目次

鍼灸  経絡  気の通り道

経絡(けいらく)とは分かりやすく言いますと、私たちの心身の活動の大元

エネルギー、気の通り道のようなもので、実際に見て確かめることはできません

よく「ツボ」と言う ○○の症状にはこのツボ、と言われるところがありますが

ツボも、なぜ効果があるのかと言うことについてはあまり知られていません。

 

ある一点(鍼やお灸をする点)をツボと言うと思われるかと思いますが

この「ツボ」もこの症状だからこのツボと言うものでははく、人それぞれ。

同じ人でも鍼灸を受けられる際に毎回同じツボとはならないことが多いです。

「徳之島の海を泳ぐウミガメ」の写真

経絡 ツボの反応の特徴

ツボとは目安として、こういった症状にはこのツボと言う考え方はありますが

この「ツボ」が実際には動く、と考えると分かりやすいのではないかと思います

季節や、一日の中でも昼と夜では心身のリズムが違うように、ツボの反応も

一日の中で、またその時の体調によっても「反応」が違ったものになります。

このように複雑だけれども私たちの身体と心を微調整していく上で欠かせない

欠かせないというのは鍼灸を行う際に、と言う意味でですが、ツボの反応を

しっかりと捉えて、適した加減の鍼灸を行うことで心身が調整されていきます。

 

目安としてのツボ同士を結んで身体の体表(皮ふの上)に線を引いていくと

ツボとツボを結んだ一本の線が頭から手足の先まで結ばれる、これが経絡です。

実際に治療で用いるツボは目安の点の周囲に取りますので、ずれが生じます。

でも、きれいな教科書的な線上の点にツボを取りよりも、ずれていても

ちゃんとした反応のあるツボに鍼灸を行う方が効果が現れるのは確かです。

 

実際にはツボは点ではなく移動するものただ、便宜上、分かりやすくするために

点で表していると思ってください。

 

経絡 鍼灸 ツボの見つけ方

自然とツボの位置もずれる、日によって違うツボになるということの意味は

自然の変化とともに私たちが生きているということの証でもあります。

そのあたりは脈(みゃく 手首のところ)を診ながらツボの反応を診ますが

脈も夏と冬では全く違うものになります。夏は浮かんで冬は沈んで感じられる、

と言うように、私たちの身体のリズムが脈にも現れるのです。

 

 

気の流れ、と言うものを鍼灸では大事にしますが、気の状態が脈に現れます。

気分が優れない、疲れな抜けない状態の時には脈も疲れた感じになっています。

気とは形にはないものですが脈の状態として私たち、鍼灸師は感じ取ります。

「群れの中に1匹だけの混じる婚姻色のギンガメアジ」の写真

自然のリズムに合った暮らしをしている方が心も身体も無理がないということは

現代に生きる私たちには想像がしにくい所もあるかもしれません。

これだけ便利な生活をしているのですから、、、

そう言った、自然のリズムを取り戻すことで心身の元気さを取り戻そう

と言うのが脈を診て気の流れを整えるということでもあるかもしれません。

ツボの反応が良くなる、と言うのは、脈の状態を診ながらツボを探ると

あるツボでは脈が元気になるけれど、また別のツボでは脈に変化がない

と言うことが起こります。

この元気になるツボに鍼灸を行うことで体調が良くなったり、

気持ちの面でも元気になってくるというのが気の状態を診る鍼灸治療です。

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