病気　鍼灸　薬（西洋医学）と違う考え方、身体、心を生かす

病気　鍼灸　西洋医学（薬）と違う考え

病気　鍼灸　鍼灸（新旧とも）

病気　鍼灸は古いと言うイメージがあるかもしれません。

確かに西洋医学のように現代において

ごくごく一般的に、まず病院、そして薬と言う流れが

定着している中では鍼灸と言うものに対して

具体的にイメージをしにくいところもあるでしょう。

 

鍼灸の適応範囲は広く

腰痛や、肩こり等に対する鍼灸と言う認識が

強いようですが

実際には病気、それもかなり重い病気にさえ

その効果を及ぼすことも可能です。

そこで、よくある「個人差」と言うことになるのですが

この個人差も、実際にはその人の体力、気力がどれだけ

残されているか。

生命力としての内在する力がどれだけ生かされているか。

と言うことになってきます。

 

私達は生まれて、生き、そしていつかは旅立つ時を迎えますが

それまで、生命力と言う持って生まれたチカラを

時に感じながら、または時に無意識にそのチカラに

生かされながら、

現実として生きている時間の中でどれだけ

自分らしく、自分の心と体に素直に生きることが出来ているか

と言うことが本質的に大事になってくるはずです。

 

病気　鍼灸でその中身を

理想ばかり言ってもいられないのは現実です。

そうした中で、いろいろな歪（ひずみ）、ゆがみが

私達の中に生じます。

骨格のゆがみではなく、または骨格のゆがみも含めた

心のストレス、いろいろなゆがみは

ひと言で表現できません。

もしかしたら骨格のゆがみと言うのは

私達に分かりやすいようにそれを指標としているところが

あるかもしれません。

 

本当はもっと心の閉塞感や寂しさ

身体ももっと素直な状態でいたい、と言うことを

本質的には思っているはずです。

 

そうしたところを何とかしていきたい

と言う思いを抱いて鍼灸を受けにいらっしゃる方が

当治療室においては多いのではないかと思います。

 

身体を物理的に、病院の検査結果のような

データとして数値化することとはまた違った

限局した見方ではなく

気の流れ、気の状態と言うものを意識しながら

この症状にはこの薬

と言うことではなく

この人の体質は今はこうだからこうした症状を患いやすい。

ならば、どのように調整していけば

長い目で見てこの人に合った楽な状態に持って行けるか。

 

時間と言う流れの中に生きているからこそ

気の流れや、自然に持ち合わせているそれぞれの体質、気質

と言うものを大切にしていく必要があります。