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風邪の鍼灸治療 「本来の目的」と内容が一時的に異なります

目次

風邪の鍼灸治療 

風邪の鍼灸 あまり考えることはないでしょうが

風邪を引いたら

風邪 = 風邪薬

と思われることでしょう。

 

通常とは異なる

一時的に内容が異なる

とは

 

皆さんいろいろな症状で悩んでいますが

十人十色 ではないですが

 

たとえば

腰痛の治療で鍼灸を受けているとします。

 

疲労が重なることで腰痛も

ひどくなったり、

今日は楽だな

と言うことがあるように

 

鍼灸治療も

今日は効いたな、または、そうでもないな

と言うこともあるでしょう。

 

体調、コンディションにより

肩こりの治療でも

今日はすっきりした、前回ほどすっきりしないな

 

と言うことはどうしても出てきます。

 

こうしたことがあることを前提で

鍼灸を行いますが

やはり自然のリズムとともに生きている

私たちにとって

自然に逆らうということはできないようです。

 

その、自然のリズムの狂いの中で

やはり風邪を引くということも

出てきてもおかしくないです。

 

風邪 鍼灸 一時中断?

風邪を引くことは

私たちの日常の中で隣り合わせでもあります。

元々 元気なタイプの方には

ピンと来ないかもしれませんが

 

風邪は万病の元

とにかく 無理をしないで

温存、休めることです。

 

通常は数日で軽快するでしょうが

人によっては長引くこともあります。

 

風邪の影響が体力面、気力面など

基本的な毎日の生活に影響しないように

 

通常は腰痛で鍼灸を受けている方にとっても

風邪のときには

 

腰痛を楽にする

と言うことに 100パーセントの力を注ぐ

ことをせずに

 

体調、体力の温存と言う要素を多くして

一旦 腰痛のために注ぐエネルギーを

減らします。

 

その時の身体の状態によって

合わせていく、と言うことです。

 

風邪 鍼灸で用いる経穴(けいけつ=ツボのこと)

ツボのことを鍼灸の専門用語で

経穴(けいけつ)と言います。

 

経る(へる)、流れ(色々な意味での)を

鍼灸では大事にしますので

 

いい流れを呼び込む(スポーツの試合でもそうですね)

または 血流の流れがいい方がいい

とも一般的には言います。

 

この経穴(ツボ)ですが

風邪のときには

ゾクゾクする(風邪の引き始め)

また

長引く風邪の場合など

 

背中の肩甲骨の内側のツボを用いることが多いです。

咳が止まらない

喉がつらい

鼻がつまる、鼻水が止まらない

など症状は様々ですが、

 

本来 腰痛で鍼灸を受けている方でも

風邪をひいたときには

肩甲骨の内側のツボ

背中のツボなどを用いて

邪(じゃ)、邪気(じゃき)とも言いますが

悪さをしている 気 を追い出すための

体力をつける治療を行います。

同時に、邪気の逃げ道を作るために

腕や脚のツボにも鍼を行います。

 

なかなか説明が難しいですが

体力、回復力がついてきはじめると

鼻の通りや頭などが楽になりはじめます。

症状が安定するまでにも 

波 がありますが

一進一退を繰り返しながら

自然に 快方に向かわせるチカラが

私たちには備わっています。

自然治癒力とも言います。

 

そして、風邪のつらい時には

風邪薬を飲み忘れることはないでしょうが

元気になってくると

風邪薬の存在自体に 気持ちがいかなくなる

と言う経験はおそらくあるのではないでしょうか?

 

邪気とは よくない気 のことなのですが

体力が充実してくると

この 邪気を追い出すことを自然とやります。

自然治癒力です。

 

そして、風邪が快方に向かうにつれて

徐々に本来の治療(腰痛など)に力を注いでいきます。

 

もちろん 風邪の状態によっては

無理せずにしっかりと温かくして

静養するのが一番です。

 

通常の風邪、風邪をひいてから数日で軽快する場合は

上記の考え方ですが

慢性の、常に風邪を引いているという方は

やはり背中のツボなどを用いて

体力をつけていく治療を中心に行います。

基本は体力、内側の元気ですので

そこを一番に考えます。

 

同じ肩甲骨でも目的は違いますが

肩甲骨周りのコリについて

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