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自律神経失調症 鍼灸と季節 さいたま市鍼灸みぬま治療室

目次

自律神経失調症 鍼灸 季節の移り変わりと体調不良

自律神経失調症 季節に対応する鍼灸 鍼灸の考え方

頭がすっきりしない、食欲がない、身体がだるく疲れが取れない、頭痛やめまいもする。

季節の変わり目の身体への影響を鍼灸治療で調節することについてお話したいと思います。

季節の変わり目と言っても例えばいきなり切り替わるように次の季節がやってくる訳ではありません。

寒さ、暖かさが交互に来ますがこれは「間(ま)」とも言えます。

実はこの「間」を上手く取れる状態にすることが鍼灸治療の目的ともなります。

自律神経失調症 春先の体調不良 例えば冬から春になると

鍼灸治療の特徴として身体の持つ自然なリズムを生かせるようにしていく、と言うものがあります。

活動と休息、それぞれをいい状態で動き、休めるようにする。

切り替えのスイッチが入りやすいようにする。

ということが挙げられます。

しかし、この切り替えがうまく出来ない時に気温が上がってきて外に出て活動しやすくなるはずなのに頭が重い、活動的になれないと言った違和感を感じます。

一般的には自律神経と言う言葉で解釈をされる場合も多いかと思いますが鍼灸の考え方として、季節は春になってきているのに身体のリズムがまだ冬のままである、そのリズムを自然に早めてあげるための治療をする必要があります。

自律神経失調症 鍼灸 春先の体調不良はどうしたら

春先に調子が出ない原因の一つとして多くの方に見られるのが季節は春になっているのに足が冷えていると言うことが挙げられます。

足の冷えは足だけの問題ではなく当然全身に影響します。

よく鍼灸治療で体質に合わせた治療、ひとりひとりに合った治療をすると言った言葉を用いますが、これこそ季節変化による体調不良の調整にぴったりと合った意味を持つものです。

個人差、と言うことで言いますと足の冷えによりお腹の調子が良くない(お腹も冷える)場合はツボの反応としてもお腹の調子に関するツボの中でも特に胃腸に冷えが入っている時に用いるべきツボに反応が出やすいです。

あまり難しい表現をするのも何ですので、陰陽五経で言うところの木火土金水の中の「水」に関するツボに反応が出ると「ああ、冷えがお腹に入っているな」とひとつの治療上の目安となります。

お腹の状態はどうですか?

と治療の際にお聞きする場合にもその季節、その時の状態、ツボの反応によって同じことをお聞きする上でもいろいろな意味合いを持つのです。

自律神経失調症 鍼灸 夏から秋へ

暑い時期から秋、冬に向かっての時期にも当然心身のリズムは気付かない内に次の季節に向けての準備を進めています。

最近は暑さがいつまでも続き10月、時には11月になっても暖かい(時に暑い)日があったりします。

先ほどの冬から春にかけての時期にも言えることですが次の季節に向けての準備をまだ寒いうちに(まだ暑いうちに)出来ていることが実はとても大切なのですが、実際には簡単至極、疲れを残さないことに尽きる!?と言うことが一番私たちの日常の中で「できること」になります。

なぁーんだ、、、

と思われることかと思いますが、実際なかなかそれが難しいのです。

簡単なことが難しいのですね。

暑さの影響が涼しくなったころに調子の悪さとして出る場合にはやはりツボの反応も木火土金水の中の「火」の影響を大きく受けた状態である反応を示します。

火は熱いもの、暑い時期は夏です。

先ほどの、水の反応も冷たいものは水、つまり冬です。

それが、木火土金水で言うところの春は木に関するツボに反応が出るはずなのにまだ水に関する冬の反応がツボに出ている。

秋は金に当たりますがまだ夏の反応である火の反応がツボに出ている、と言うことが問題なのです。

季節によってツボの反応が変化しますが、ここ近年の季節変化の乱れによりこうしたツボの反応も乱れている方が多いのと精神的なストレスなど、複雑な状況にある中で苦しんでおられる方のための鍼灸治療は今後ますます必要になると感じています。

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