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首の痛み 鍼灸治療で改善させることができた一症例について

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首の痛み 鍼灸治療 痛みがとれるまで

首の痛み 鍼灸治療 痛みで悩んでいた方のお話です

首の痛み 鍼灸治療を受けにいらっしゃった 40代 女性の方

首を後ろに反らすと痛い。

横を向くのがつらい、肩、肩甲骨の筋肉が

「ひっかかる」感じがする。

以前から肩こりがあったのですが2年前から今の症状に。他に、

睡眠が、夜中に目が覚めるとそこからなかなか眠れない。

睡眠導入剤も服用中(できれば飲みたくない)

心身の疲労もあるが、体調がよくないため

今は仕事を休んで家にいるが、

ひとりで過ごす時間が精神的につらい、

その反面、外出する気力も出ない、とのこと。

腰痛もあるが、今は首の痛みをなんとかしたい、と。

 

首の痛み 鍼灸治療 痛みの確認を治療の前に

最初、ベッドに坐ってもらい

首の動きを確認。

後ろに反る動作、横を向く動作が

どのくらいの動きで「どこに」痛みを感じるか?

痛みだけでなく、コリ、引っかかるような感じも含めて

できるだけ細かく状況を確認します。

 

首の痛み 鍼灸治療をはじめます。

基本的にうつ伏せなど、首に負担の大きい姿勢は

とらずに治療を行います。

この方は右の首の横から後ろにかけて、また肩甲骨の方に

首を右に向く動作と、後ろに反る動作に制限

があったので、

最初は仰向けで首の筋肉の硬さを確認して

それから首への負担を考慮して

身体の右側を上にして横向きの姿勢で治療をしました。

 

最初、腕の肘から手首のあたりのツボを

(腕の筋肉の硬さなどもみながら)

診てみたら、筋肉が硬くなっていてコリコリとした箇所が

みつかりました。

 

肘の少し下の方でしたが、ここが特に硬くなって

コリコリとした感じがしたので、まずここに鍼をしました。

 

そして、鍼を軽く操作しながら首を動かしてもらいました。

横向きの姿勢ですので、少ししか動かせないことを前提に

無理しないで動かしてください、と伝えてです。

 

この姿勢では、首が楽になったかどうかの確認はむずかしいので

「まずは今の感覚を覚えていてください」

と同時に伝えて、

首や肩、肩甲骨周りのツボにも鍼をしていきました。

腕への鍼はそのまま、鍼が入っています。

 

首、肩への鍼も入っている状態で

また、腕のツボの鍼を少し動かして調整します。

同時に脈(みゃく)の状態などもときどき診ます。

脈については

首、肩の鍼は入ったままの状態で、5分くらい

横向きの姿勢で休んでもらいます。

 

5分後、足が少し温かくなり

身体も温かくなってきました。

 

ここで首、肩、肩甲骨の鍼を抜き

腕のツボの鍼を操作します。

またこのときに脈も診ます。

 

脈の状態がよくなっています。

 

腕の鍼も抜き、また仰向けになってもらいます。

 

首の痛み 鍼灸治療 痛みが取れたかどうか

仰向けで首の筋肉の硬さをまた確認しました。

首の付け根のあたりの硬さがとれていて

左右差(硬さ)もさきほどより少なくなっています。

 

そして、また腕のツボに鍼。

首を動かしてもらいます。

顔を左右に向ける、横を向く動作が楽にできます。

腕のツボへの鍼を加減をしながら行うことを

治療の最初から最後まで行っていますが、

これがポイントかもしれません。

 

長くなってきましたので、明日、続きを書きます。

後ろに首を反る動作はどうなったでしょうか?

 

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