
鍼灸専門 3,500円
痛くない鍼 ひとりひとりに合わせた治療

耳鳴りの鍼灸治療 考え方
耳鳴りに悩む方は年齢が高くなるほど多くなる傾向にあると感じていますが若い方でもいらっしゃいます。耳鳴りは病院(耳鼻咽喉科または脳神経科等)では脳、または耳(内耳、鼓膜、耳の骨の異常など)の異常の有無を検査します。
病院での検査の異常の有無にかかわらず、問題は耳鳴りが長期にわたり続いていて苦痛があることです。鍼灸を受けにいらっしゃる方はその苦痛を何とかしたいと言う一点に気持ちが集約されています。
耳鳴り、気の流れ
当院においては、加齢による身体の変化、また若年層においても加齢ではないが身体の奥の方の何らかのダメージ(精神的なものも含む)が耳鳴りの原因と考え対応していきます。その何らかのダメージとは病院(西洋医学)の検査で判断できるものだけで解決しない何か、それは私たちの生まれ持った身体、精神を維持していく上での土台となる気の流れ=エネルギーが上手く回らない、気の量=エネルギーの総量が少なくなっているとでも表現できるでしょうか。
原因は分からないけれども不調が続いていると言うのはよくあることです。
鍼灸ではひとりひとりの体質に合った治療が大切、とよく言われますが本当にそのとおりだと感じます。体質とはどのような症状が出やすいか、と言うことです。
耳鳴りを感じ始めたら
耳鳴りの場合、いつからともなく耳鳴りを感じるようになった(急に感じるようになることもある)、そしていつの間にか耳鳴りを感じなくなる、と言う例もあります。このような場合は耳鳴りを感じなくなった時点でそれほど深刻に受け止めない、と言う場合が多いようです。
本来であれば耳鳴りがあまりつらくない時点で鍼灸治療をスタートさせた方が良いです。耳鳴りが常日頃から感じる段階になった場合においてはより、前述の身体の奥の方の何らかのダメージ(気=エネルギーの状態)に直接的なアプローチを鍼灸でしていく必要があります。
先ほど、体質によりどのような症状が出やすいか、と書きましたが、正にその体質に直接アプローチできる治療法を行うことが最重要のカギになります。体質面へのアプローチと言うことはその方が生まれ持った体質への鍼灸と言うことになりますので、耳鳴りはもちろん他の症状(多くは体質的に出やすい所、疲れやすい所)へのアプローチも含めた鍼灸治療となります。
耳鳴り、鍼灸でのコンディション調整
私たちの身体、心も含めたコンディションは調子の良しあしに波があります。それは日によるサイクル、数日、数週間ごとのサイクル、または長い場合は年単位の体調の良しあしのサイクルなどその場その場で直面しては不調に気持ちが落ち込むと言うこともあります。
体質面へのアプローチとは短いサイクルはもちろん、特に長いサイクルを見越して生まれ持った身体をいかに効率よくエネルギーを燃焼させていくか、と言う手法になります。そのために耳鳴りと言う症状に対して脈の状態や手足、背中のツボなどから「体質に合ったツボ」を見つけ出す作業を治療の中で行います。そして、有効と思われるツボにさらに適した加減の鍼、お灸を行うことで脈に状態が良くなり、はじめて耳鳴りが楽になることが体感できることにつながっていきます。
脈の状態が良くなると言うことはしっかりと捉えどころのある、力のある脈の状態になるということです。手首のところにある脈をよく診て、はじめは力のない脈の状態であったのがしっかりと安定感のある落ち着いた脈になるように調整していくことが耳鳴りを改善させることのできる大切なカギとなります。